10月26日(木曜日)、秋田県牛乳普及協会主催のわくわくモーモースクール(学校に牧場がやってくる!!)が、岩城小学校を会場に行われました。
子どもたちが、普段あまり接することのない牛とのふれあいや搾乳、バター作り等を体験することで、命の温もりを感じ、食への関心をもってもらうことを目的として開催されました。
西目の新林牧場の協力のもと、岩城小の5年生と6年生が、搾乳体験とバター作りの体験を行いました。校庭では、酪農家の柴田さんに指導していただきながら搾乳を体験したり、聴診器でヤギの心拍音を聴いたりしました。5年生は、「牛やヤギは、とてもかわいかった。触るととても温かくて、命の大切さを感じた。」と話していました。家庭科室では、牛乳普及協会の方々が講師となり、フレッシュクリームを材料にバター作りに挑戦しました。作り方は、ひたすら振るだけですが、最後にはおいしいバターが出来上がりました。6年生は、「自分で作って食べるバターは、店で買うものよりすごくおいしくてびっくりした。」と話していました。
体験活動の終わりに、酪農家の仕事の内容や苦労などのお話も伺いました。柴田さんは、「酪農だけでなく、興味をもち、仕事としてやると決めたら、難しいことや分からないことがあっても努力して頑張ることが大切。」と話されました。子どもたちは、総合的な学習の時間で取り組んでいる職業調べに、この体験を生かして学びを深めていくそうです。