12月16日は、本校が伝統的に実施している「交通安全を誓い合う日」でした。この行事は、1975年(昭和50年)12月10日に発生した本校児童の交通死亡事故をきっかけに、毎年この時期に行われているものです。正面坂を登ったところにある「誓いの像」(女の子のブロンズ像)は、事故の翌年に交通安全への願いを込めて制作されました。この像は、後に第38代校長を務められる冨山良治先生によって作られたものです。
当日は、1時間目が始まる前に全校児童が体育館に集まり、「交通安全を誓う合う日」の由来について校長の話を聞き、「交通安全宣言」全員で唱和しました。また、9日の朝活動で縦割り班ごとに作成した「折り鶴メッセージカード」を児童会の代表から警察署長さんに手渡しました。
この行事を通して、交通安全への思いを多くの人々に届けるとともに、一人一人がその大切さを自覚し、日々の生活で心がけることを誓いました。今後も、鶴舞小学校の大切な伝統行事として、この活動を続けていきたいと思います。