10月29日(火) 東由利中学校を会場に「がん教室」が開かれました。
この教室は県教育庁保健体育課と県健康福祉部健康づくり推進課が行っている事業です。
生徒が「がんに対して正しく理解すること」「健康と命の大切さについて主体的に考えること」ができるようにすることをねらいとしているものです。
秋田厚生医療センター呼吸器内科の医師が講師として来校されました。
また,がん経験談の談話者として東由利出身の方も1名来校されました。
校長先生から「がん教室」の趣旨をお話しいただいた後,
講師の守田医師と談話者の佐藤さんを紹介していただきました。
守田医師からは,「がん」について,「がん」の予防法,「がん」の治療法などが話されました。
ワクチン接種と検診の大切さを伝え,大切な家族にも伝えてほしいと話されていました。
続いては,がん経験者である佐藤さんのお話しです。
東由利出身の佐藤さん。今日は当時の同級生の方も数名参観に来校されました。
乳がん体験者の集いである「あけぼの会」の会員として活動,
たくさんの経験談を語っていただきました。
さらに,休憩を挟んだあとのグループワークでも,積極的に関わっていただきました。
グループでは「がんで大切な人を失わないために自分は何ができるか」を話し合いました。
各グループで話されたことは,代表が発表。
おこしいただいた二人には,生徒会長から感謝を伝え「がん教室」の終わりです。
がんに関する正しい知識,命の大切さ,がん患者への正しい認識,望ましい生活習慣。
たくさんのことを知り,考えることのできた教室となりました。