矢島小学校の校章由利本荘市立矢島小学校

学校概要

経営の基調

(1)学校の生い立ちと歩み

 本校は、学制が発布された翌年の明治6年12月7日に開校した。それまでにも、矢島は、藩校「日新堂」によって藩士の子弟の教育がすすめられ、藩内にも家塾や寺子屋が数多く存在するなど、文教の町としての基盤があり、学校教育への理解度が高い地域だったといえる。

 その後、学制や校名、校舎の変遷があったが、令和6年4月、それまでの場所から矢島中学校、矢島高等学校と一体となった新校舎へ移転となり、今年度で151周年を迎える。

 平成17年3月22日、由利本荘市の誕生によって校名が「由利本荘市立矢島小学校」となった。平成17年度より2年間、文部科学省「人権教育」の指定を受け、平成18年11月には公開研究会を開催した。平成24年秋には、これまで脈々と受け継がれてきた「地域を愛し、地域から愛される学校づくり」を形とするコミュニティ・スクールの指定を受けている。平成28年度には、地域と学校の連携・協働の推進を評価され、矢島小学校学校運営協議会が、文部科学省より「地域学校協働活動」表彰を受けるに至っている。更に平成29年度には、「矢島小子ども見守り隊」が、「秋田県学校安全優良団体」及び「秋田県安全・安心まちづくり功労者」表彰を受けるなど、継続的・献身的な学校支援活動が評価されている。

(2)地域と子どもの実態

 校区は旧矢島町全域であり、国定公園鳥海山の北部山麓に位置し、市街地には住宅、商店、工場が集まり農工商と観光開発を主体とした、山と川、そして、豊かな自然環境に恵まれた四季の移ろいの美しい町である。また、城下町として栄えた歴史は香り高い文化をはぐくんできており、現在も落ち着いた風格を漂わせている。一方、地域の現状として急速に少子高齢化が進んできており、人口の減少も続いている。本校でも児童数は年々減少傾向にある。

 保護者や地域の方は子どもの教育に深い関心と熱意をもっており、運動会やスキー教室・PTA行事や「ひまわり活動」等の諸活動においても積極的に関わってくださり大変協力的である。子どもたちの多くは、素直で明るく、規範意識も育っており、他人に対してもやさしい心で接することができる。しかし、互いに競い合い高まり合う意識をもたせることや、考えや思いを自分から進んで積極的に表現することなどに関しては、いくつかの課題も残っている。

(3)経営の基本方針

①  教師と子ども、子ども同士の信頼関係を大切にした学校づくり
②  子どものよさや個性を生かし、思いやりの心やたくましい心身を育む教育活動の推進
③  教職員一人一人の創意を生かし、チームとして教育活動に取り組む体制の構築
④ 家庭や地域の教育力を生かし、社会と連携・協働する教育課程の適切な編成と実施

由利本荘市立矢島小学校

〒015-0404
由利本荘市矢島町七日町字助の渕1-4
電話番号:0184-56-2069 電話番号:0184-56-2069
FAX番号:0184-55-2721

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