本校は由利本荘市中心部から東へ10kmほどの場所にあり,学校のすぐ傍を子吉川の支流である芋川が流れ,北側と南側は山に囲まれている農村地帯である。しかし,農業を担っているのは高齢者であり,ほとんどの世帯は地元や旧本荘市の弱電関連企業等に勤めている。学区は広く,国道105号,日沿道大内ジャンクションや道の駅があり,交通量は多い。
保護者は学校に協力的であり,PTA活動や奉仕作業等には積極的に関わり,互いの家庭環境等を理解し合っている。また,地域住民も学校教育に関心が高く,「クラブ活動」「安全・安心見守り隊」「スポーツ少年団活動」等の活動をはじめ,ボランティアとして教育活動に関わったりするなど,地域一体で子どもたちの安全で健やかな成長を温かく見守る体制ができている。コミュニティ・スクール機能を生かしたり,学校支援活動事業を活用したりしながら,地域に開かれた学校運営を進めている。