岩城中学校の校章由利本荘市立岩城中学校

概要(令和5年度)


「意和氣の力と心で チャレンジ!」

岩城中学校は、県都秋田市と由利本荘市の中心部旧本荘市の間に位置する岩城地域にある。西は日本海に面し、海と山に囲まれている。南北にJR羽越本線、国道七号線、そして内陸部を日本海縦貫自動車道が走っている。また、秋田空港に近く、交通の便に恵まれた地区である。
本市は、福島県いわき市と親子都市の関係にある。これは、いわき市と旧岩城町が旧領主(岩城氏)を同じくすることから、親子都市の盟約を締結したことに始まる。毎年夏には、本校といわき市の中学校生徒の相互訪問等の交流を続けている。
亀田地区は城下町として栄え、毎年7月に行われる旧藩祭は亀田地区を代表する祭典で、市無形文化財の亀田大神楽や手踊りが町内を練り歩き、旧亀田藩の時代を偲ばせる祭りとなっている。道川地区は、昭和30年に国産初のペンシルロケットが打ち上げられたことからロケット発祥の地として知られる。現在、実験場跡地の入り口に記念碑が建っている。松ヶ崎地区は旧本荘市に含まれ、岩城亀田藩の外港として発展した。松ヶ崎地区にある八幡神社の本殿は平成27年に国登録有形文化財として指定されている。このように、歴史的にも地理的にも特色のある三地区であり、歴史、自然、史跡、人に恵まれた岩城地域全体が貴重な学びの場となっている。
本校は、創立時は337名を数えたが、今年度は全校生徒が114名で40年近くの間に200名以上の減となっており、令和7年度には100名を割ることが予想されている。生徒は概して明るく、落ち着いて学習に取り組むことができている。授業では、自分の考えや意見を臆せず述べることのできる生徒が少なくない。清掃、係活動や指示されたことなど、任された仕事は確実にやり遂げる。「黙想」「全校武道」(昭和57年度より)「自問清掃」(平成8年度より)の3つの取組を、平成12年度より「岩中三本柱」として掲げ、取り組んでいる。
道川地区、亀田地区は合併前の旧岩城町、松ヶ崎地区は旧本荘市であり、それぞれ異なった風土をもつ地区であるが、三地区とも教育、学校への関心が高く、PTA活動等への協力など積極的である。県都秋田市に近いことから、生徒、保護者の進学意識が秋田市に向かう傾向があり、秋田市内の高校に進学する生徒の割合が本市内の他校よりも高い。地理的な面から、多様な進学先、進路先に恵まれている。 

由利本荘市立岩城中学校

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由利本荘市岩城二古字向村20-1
電話番号:0184-73-2212 電話番号:0184-73-2212
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