令和２年10月12日（月）

後期の始業式を行いました。工藤校長が、子どもたちに以下のような講話をしました。

今日から後期のスタートです。
10月22日は何の日でしょう。開校記念日ですね。東由利小学校は９歳になります。東
由利小が１つになる前は、７つの学校と４つの分校がありました。東由利にひとつの学
校ということで、地域の皆さんからはとても期待されています。９歳の誕生日をお祝
いするとともに、地域の期待に応えられるよう、これからもよい伝統を築いていきま
しょう。さて、この人は誰でしょう。（写真）そう、遠藤章博士ですね。法内地区の小倉出身
です。毎年ノーベル賞の候補に挙がっていますが、残念ながら今年は受賞はかないま
せんでした。どんな功績を残したか知っていますか。簡単に言うと、病気の人を助け
る薬のもとになるスタチンという物質を発見し、多くの人の命を救っています。
では、この人は誰でしょう。童話作家の高橋宏幸先生です。老方出身です。『チロ
ヌップのきつね』が代表作ですね。毎年、読書感想文・感想画コンクール「高橋宏幸
賞」が開催され、県内から作品がたくさん寄せられています。今年は29回目になりま
す。東由利小は何度か学校賞に輝いています。素直に感じたままを表現しましょう。
ぜひ挑戦してください。
最後に、この人は誰でしょう。音楽家の小松耕輔先生ですね。舘合出身です。毎年、
小松４兄弟を顕彰して音楽祭が開かれていましたが、今年は中止となりました。今年
は、日本で初めて作曲されたオペラ『羽衣』を上演する予定でしたが、とても残念で
す。日本音楽教育の父とも呼ばれています。
東由利出身の３人の偉人について紹介しました。この東由利から、世界で活躍してい
る人がいるという誇りをもって、皆さんも、夢に向かってチャレンジしてほしいと思
います。（後略）　

チャレンジといえば、二日後の10月14日（水）には、第6回東由利小・中合同駅伝大会が予定されています。それに向けて、長休みには、自分のタイムを縮められるよう、チームに貢献できるよう、一生懸命走る練習をしています。

みんな、がんばれ！